ピアノ

コッホ 中村幸子 講師
担当:ピアノ、ピアノアンサンブル研究Ⅱ

【学歴・取得学位】

武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科を経て、1982年同大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻修了(芸術学修士)。大学院在学中ドイツのケルン音楽大学へ留学し、1981年同音楽大学ピアノ専攻卒業(ディプロマ取得)。

【職歴】

1983年より武蔵野音楽大学及び附属音楽教室非常勤講師として後進の指導にあたる。1989年同大学専任講師、2009年より准教授、2016年より教授に着任。2022年より同大学附属高等学校講師兼務。2023年より同大学非常勤講師。

【師事】

ピアノを井口秋子、谷康子、徳川愛子、アロイス・コンタルスキー、ルイ・ヒルトブラン、ペーター・ペルティシュ、リューバ・エンチェバ、カール・ウルリッヒ・シュナーベル、ゲオルグ・ヴァシャヘリー、ケマル・ゲキチの各氏に、室内楽をウルリッヒ・コッホ氏に師事。

【演奏・講座等】

1983年よりピアノリサイタルを開催し、ピアノ協奏曲を1984・1994年に東京交響楽団と共演。1984年より1995年まで世界的ヴィオラ奏者の故ウルリッヒ・コッホ氏とヨーロッパ各地、日本で毎年デュオリサイタルを開催。8年間イタリアのアッシジ音楽家の為の音楽祭出演。1998年より2018年まで故エレーナ・アシュケナージ氏とピアノデュオを結成し定期的にリサイタルを紀尾井ホールで開催。2002年ウラジミール・アシュケナージ監修によるラフマニノフプロジェクトに出演、2012年にはロシアで2台ピアノのリサイタル。1987年ブラームス、1989年レーガー作品のCDをコッホ氏とドイツでリリース。1989年ドイツ南西放送に出演。武蔵野音楽大学創立70周年記念演奏会に出演し、クララ・シューマン作品を録音。内外での著名な演奏家との共演も多く好評を博している。

【受賞歴】

1981年セリガニア国際コンクール ディプロマ

【その他】

(公財)日本ピアノ教育連盟、オーディション課題曲委員、関東甲信越支部元副支部長、全日本ピアノ指導者協会正会員、ピアノ新人会会員。日本ピアノ教育連盟全国大会審査委員、全日本ピアノ指導者協会審査員、茨城県新人演奏会オーディション審査員、足利コンクール審査員、ソナタコンクール審査員、日本クラシック音楽コンクール全国大会審査員等。
武蔵野音楽大学主催「社会人のための夏期研修講座」を7回担当。
またピアノ指導法講座、公開講座、公開レッスン、ドイツ語通訳等多数手がけている。

コッホ 中村幸子
コッホ 中村幸子