ピアノ

藤井 隆史 講師
担当:ピアノ、ピアノアンサンブル研究

【学歴・取得学位】

東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校、東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了(修了時にベーゼンドルファーリサイタル出演)。

ドイツ・マンハイム音楽大学大学院コンツェルト・エグザーメン課程及びピアノデュオ科を最優秀修了。在学中、文化庁在外派遣研修員及びDAAD奨学生。

【師事】

故・武田宏子、植田克己、故・クラウス・シルデ、ロベルト・ベンツ、故パウル・ダンの各氏に師事。

【職歴】

2008年度~2012年度まで東京藝術大学非常勤講師を務め、2009年度より武蔵野音楽大学非常勤講師。
2019年度より洗足学園音楽大学大学院招聘講師。

【受賞歴】

ピアノソロ:
PTNAコンペティションにて受賞を重ね、ABC新人コンサートオーディション及びNHK洋楽オーディション合格。

渡欧後、ヴァル・ティドーネ国際コンクール(伊)、ロヴェレ・ドーロ国際コンクール(伊)にて最高位受賞。アルカション国際コンクール(仏)、A.ナポリターノ国際コンクール(伊)第2位入賞。

ピアノデュオ:
ロンドン国際コンクール(英)最高位、シューベルト国際コンクール(チェコ)第3位、マレイ・ドラノフ国際コンクール(米)入賞。2006年度(財)青山財団バロックザール賞受賞。

【演奏・研究・執筆等】

ピアノソロ:
東京文化会館でのリサイタル(演連コンサート)を始め、日本、イタリア、ドイツ各地にてリサイタルを開催。NHK-FM、南西ドイツラジオに出演、日本、香港、ドイツにてオーケストラとの共演、また札幌、東京、滋賀他でのマスタークラスなど活動を展開。


ピアノデュオ:
ピアノデュオドゥオール(藤井隆史&白水芳枝)としてドイツ、スウェーデン、イタリア、アメリカ各地にてリサイタルを開催。日本帰国後は年間40~50公演を行い、リサイタル、講座、NHK-FM、BSなど放送出演、FM西東京パーソナリティなど、活発な活動を続けている。
文化庁芸術祭参加公演、日本演奏連盟クラシックフェスティバル、NECガラコンサート、現音創立80周年音楽展、トッパンホールシリーズ"Pianists"、東京春祭、都民芸術フェスティバル、「ピアノの日」200周年記念コンサートなどにも出演。
2018、2019、2023年にはドイツ、シンガポールにてリサイタルを行なう。
2021年アメリカ・マイアミPiano Slam13アーティストとしてプロジェクトに参加。
近年は、彩の国さいたま芸術劇場、フェニーチェ堺、カワイ梅田、カワイ表参道でのデュオセミナーなど、デュオでの後進への指導にも力を注いでいる。

月刊ショパン、ムジカノーヴァ、音楽現代、レッスンの友、月刊ピアノ各誌に度々執筆している。


録音:
リリースしたデュオCD4枚がレコード芸術誌にて特選盤に選出。「2台のピアノのためのゴルトベルク変奏曲」は、2016年度レコードアカデミー賞ノミネート。
各音楽誌でも高い評価を得、NHK-FM、Tokyo-FMなどで度々放送される。

【その他】

ピアノデュオを中心とした講座、セミナー、公開レッスンで、毎年全国各地に招かれている。
また、PTNAピアノコンペティション全国大会、PIARAピアノコンクール全国大会、ヤマハジュニアピアノコンクール、北本ピアノコンクール、ベートーヴェン国際ピアノコンクールinアジア、さくらミュージックコンペティション全国大会などにて審査員を務めている。

藤井 隆史
藤井 隆史