「第40回日本管打楽器コンクール パーカッション部門」にて第1位及び特別大賞・内閣総理大臣賞を受賞した中村友亮さん(学部4年)よりメッセージ

2025年8月に開催された「第40回日本管打楽器コンクール」パーカッション部門にて第1位及び特別大賞・内閣総理大臣賞を受賞した、中村友亮さん(音楽学部ヴィルトゥオーゾコース4年)よりメッセージが届きました。

~メッセージ~
この度、第40回日本管打楽器コンクール・パーカッション部門にて第1位ならびに全部門特別大賞・内閣総理大臣賞を受賞いたしました。
伝統ある本コンクールにおいて、栄えある賞を頂けたことは、私にとって大変大きな励みとなっております。
これまで個人でコンクールに挑戦する機会はほとんどなく、今回の出場にあたっても最後まで迷いがありました。しかし、恩師・安藤芳広先生に背中を押していただき、思い切って挑戦する決心をいたしました。
武蔵野音楽大学在学中に、このようなありがたい賞をいただけたことは、私のチャレンジを全力で受け止めてご指導くださる先生や、ともに日々切磋琢磨している多くの仲間、そして充実した施設・設備、私を取り巻くあらゆる環境が恵まれたものであったと深く感謝しております。
とくに、安藤先生の個人レッスンでは、先生の音楽に対する視野の広さにいつも驚かされることばかりで、毎回多くの学びを得ています。中でも、とにかく「音楽をすること」という教えを演奏の際に常に心がけていますが、コンクール期間中も、その教えを軸に自分の演奏と改めて向き合い、考え、とても充実した時間を過ごすことができたと思っています。そして何より、「音楽が好きだ」という思いを、改めて強く実感いたしました。
これから音楽を学んでいこうと考えている皆さんや、音楽大学への進学を考えている受験生の皆さんには、「失敗を恐れず、何事にもチャレンジしてほしい」ということをお伝えしたいです。皆さんには「若さ」という最大の武器があります。多くの経験を積み、素敵な日々を過ごされることを心より願っております。
まだまだ未熟な私ではございますが、今回の経験を自信に変え、これまで以上に音楽と真摯に向き合いながら、音楽家としても人としても成長できるよう、努力を重ねてまいります。
武蔵野音楽大学 演奏学科 ヴィルトゥオーゾコース 打楽器専攻 4年
中村 友亮
プロフィール
広島県広島市出身。
6才より打楽器を始める。
岡山学芸館高等学校を経て、現在、武蔵野音楽大学音楽学部演奏学科ヴィルトゥオーゾコース在学中。
これまでに打楽器を、安藤芳広、黒田英実、小川裕雅の各氏に師事。
現在、東京都交響楽団打楽器奏者。

福井学長へ特別大賞および内閣総理大臣賞の報告

福井学長へ第1位の報告

管打楽器コンクールを終えて看板にて

内閣総理大臣賞

パーカッション部門第1位

文部科学大臣より

特別大賞