東京フィルハーモニー交響楽団のホルン奏者として入団した小椋陽咲さん(2018年大学卒業)よりメッセージ
~メッセージ~
2018年に卒業した小椋陽咲と申します。
2021年に山形交響楽団に入団し3年間在籍して、2025年7月に東京フィルハーモニー交響楽団に移籍しました。
私にとって大学4年間は奇跡的な出会いの連続でした。
1番初めは師匠である丸山勉先生との出会いです。ご自身の演奏活動もある中で厳しく真正面から指導してくださり一人一人と向き合ってくださいました。大学に入って先生に出会えたおかげで今があります。。
そして素敵な演奏家との出会いも沢山ありました。仕事で再会することもあったり、今でも大学時代を思い出してお酒を飲んだりするかけがえのない友達です。
大学を卒業した今、改めて学生時代を思い返すと刺激的で色の濃い時間が流れていたと実感します。
学生の皆さん、朝の早い一限も繰り返し練習してもできるようにならないエチュードも「頑張って起きてよかったな…」「役に立ったな…」と思える日が来ると思うので、思う存分自分自身と向き合ってみてください。
東京フィルハーモニー交響楽団 ホルン奏者
小椋 陽咲
プロフィール
小椋 陽咲 Hisaki Ogura,Horn
神奈川県出身。武蔵野音楽大学器楽科卒業。
福井直秋奨学金給費生。第13回日本ホルン協会ジュニアソロホルンコンクール第1位、副賞でザボルチ・ゼンプレーニのマスタークラスを受講。2018年NHKカジュアルクラシックコンサートに出演し、NHK交響楽団弦楽器奏者と室内楽共演。2018年レインボー21サントリーホールデビューコンサート出演。
ホルンを木原英土、日高剛、丸山勉各氏に師事。クリスティアン= フリードリヒ・ダルマン氏のレッスンを受講。室内楽を三倉麻実、須山芳博各氏に師事。神奈川フィルハーモニー管弦楽団契約団員、山形交響楽団を経て2025年に東京フィルハーモニー交響楽団に入団。
