支部総会・支部主催演奏会等 活動報告(海外)

シンガポール支部

支部長 水口 恭子

活動報告

シンガポールの同窓会支部メンバーは、大学や音楽専門の高等学校で後進の指導に携わる者や、音楽教室の運営に関わる者、プロオーケストラに所属してシンガポール国際室内楽音楽祭で演奏する者、赤ちゃんや幼児向けにクラシック音楽を楽しんでもらう音楽会を企画する者、日本人会の夏祭りで日本の音楽を演奏する者など、メンバーそれぞれが様々な音楽活動を行っています。2023年12月は、初代会長がシンガポールの音楽に情熱を持つ生徒たちを引き連れた音楽旅行を企画し、母校である武蔵野音楽大学での楽器博物館の見学やパイプオルガン、アンクロンの演奏会やマスタークラスが開催され、大変な好評を博しました。2024年度も、これらの活動を通じて音楽の素晴らしさを伝えることを継続していくことを心から願っております。

台湾支部

支部長 林許雅容

活動報告

初めに、台湾同窓生一同、能登半島地震により被害に遭われた皆様へ心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈りします。令和5年は、支部会としての活動がありませんでした。しかし、コロナ後の台湾と母校との絆を再確認する機会として、台北市民生国民小学校弦楽団が4月に江古田校舎を訪れ、リニューアルした楽器博物館やキャンパスの見学、さらにはブラームスホールにて黄原亮司特任准教授によるアンサンブルのレッスンなど、台湾では得られない貴重な経験をすることができました。令和6年には、台湾同窓生の懇親を含め、母校との更なる関係を深める支部会の開催を心から願っております。

韓国支部

支部長 張宝媛

活動報告

こんにちは、私は李鈗炅と申し、1990から1992年までピアノ演奏の修士課程を勉強しました。卒業後、韓国に戻ってからは主婦で3人息子の母親として、また大学のピアノ演奏講師として韓国とアメリカを行き来しながら忙しく生活している間に、すでに30年あまりの歳月が過ぎました。そのうち2020年からは韓国で地元の蔚山を基盤にする演奏団体―蔚山ピアニストクラブ―を結成しました。蔚山ピアニストクラブは現在約120名のメンバーで、ピアノの演奏活動を通して地域社会に貢献することを目指し様々な演奏会を開催し、さらに去年は母校の武蔵野音楽大学のブラームスホールで海外演奏会を行うなど、楽しく活躍を続けています。特に母校での演奏会の際、恩師の宮沢晴子先生に直接ご参上頂き、今もって幸せで感謝の気持ちでいっぱいです。いつか同窓会の皆様にお会いすることを望みながら、母校の益々のご発展をお祈り致します。