声楽

谷 友博 准教授
担当:声楽、オペラ重唱、重唱研究(歌劇重唱)

【学歴・取得学位】

武蔵野高等学校音楽科(現、武蔵野音楽大学附属高等学校)卒業、武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業、1995年同大学大学院音楽研究科修士課程修了。1995~1999年(財)江副育英会奨学生等でミラノ留学。修士(音楽)

【職歴】

2001年より武蔵野音楽大学非常勤講師
2006年より東京藝術大学非常勤講師
2008年より武蔵野音楽大学附属高等学校非常勤講師
2011年より武蔵野音楽大学専任講師
2022年より武蔵野音楽大学准教授
 

【師事】

稲葉祐三、菊池初美、A.モナコ、L.サッコマーニ、R.エリー、横山修司、D.マッツォーラの各氏。

【演奏・研究・執筆等】

留学中、スロヴェニアのマリボール国立歌劇場で「ルチア」のエンリーコ、「セヴィリャの理髪師」フィガロの他、イタリアの各地で「セヴィリャの理髪師」「愛の妙薬」「ラ・ボエーム」「椿姫」等、数多くのオペラ、コンサートに出演。日本では1999年に藤原歌劇団「ラ・ボエーム」のショナール役でデビュー後、「椿姫」「ラ・チェネレントラ」「ルチア」他、いずれも主要役で出演。新国立劇場には2000年に「リゴレット」マルッロで出演後、「ルチア」のエンリーコ、「イル・トロヴァトーレ」のルーナ伯爵と大役で出演を果たし、その後も「ラ・ボエーム」「トスカ」「カルメン」「黒船」「夕鶴」等、出演が続き、いずれも好評を博した。
コンサートにおいても、「メサイア」「第九」をはじめとし、マーラー「交響曲第8番」、ブルックナー「ミサ曲第3番」、モーツァルト「戴冠式ミサ」「ハ短調ミサ」のソロ、FM名曲リサイタル出演など幅広く活動している。

【受賞歴】

第48回全日本学生音楽コンクール第1位。第35回日伊声楽コンコルソ第1位。第68回日本音楽コンクール声楽部門第1位、併せて特別賞受賞。第4回ピストイア・コンクール・オペラ部門第1位(イタリア)。第5回リニャーノ国際声楽コンクール第2位(イタリア)。
三重県平成文化賞特別賞、津市文化奨励賞。

【その他】

藤原歌劇団団員。

谷 友博
谷 友博