声楽

小畑 朱実 教授
担当:声楽、声楽アンサンブル、作品研究(ドイツ系)

【学歴・取得学位】


東京藝術大学声楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。文化庁オペラ研修所第8期修了。1992~1996年、文化庁派遣芸術家在外研修員、及びロームミュージックファンデーションの在外研究員として、イタリア国立ミラノ・ヴェルディ音楽院に留学。

【職歴】


1997年より武蔵野音楽大学非常勤講師。1998年より東京藝術大学非常勤講師。2001年より武蔵野音楽大学専任講師。2005年より武蔵野音楽大学附属高等学校非常勤講師。2008年より武蔵野音楽大学准教授。2011年より武蔵野音楽大学教授。

【演奏・研究・執筆等】


イタリア、ラクイラ歌劇場で「セヴィリアの理髪師」のロジーナ役でデビュー。イタリアマスコミに絶賛される。「オテロ」「小荘厳ミサ」等に出演後、ヴァチカンの御前演奏に招待される。新国立劇場の「ヘンゼルとグレーテル」「カルメン」「罪と罰」「アラベッラ」「サロメ」「無人島」「なりゆき泥棒」等に出演。文化庁主催「カルメン」では主役に抜擢、各紙で絶賛された。2005年にドイツデビュー。同年「トリスタンとイゾルデ」のブランゲーネ役で好評を博す。レパートリーはバロックから現代曲まで幅広い。得意のモーツァルト以外でのドイツオペラでは 「パルシファル」「ワルキューレ」「ローエングリン」「ウィンザーの陽気な女房たち」「グランマカーブル」等に出演。NHK-FM、NHK-BS、TV出演など幅広い分野で活躍し、CD録音、特に現代日本歌曲の初演、コンクールでの演奏も多い。

【受賞歴】


1986年安宅章受賞。1992年第3回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位。山田耕筰賞受賞。

【その他】


叱られてコンクール審査員。二期会会員。東京室内歌劇場会員。武蔵野音楽協会会員。

小畑 朱実
小畑 朱実