声楽コース

舞台で歌える喜び、さまざまな楽器との共演。体が楽器の声楽の魅力を実感

“ 声”の持つ可能性を拡げ、 プロの声楽家や指導者に育っていく

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 私たちの顔が一人ひとり違うように、声帯も声の質も異なっています。この声の特性を見つけて大事に育てていくことが、声楽を指導するうえでは、とても大切です。本学では、担当教員が学生との信頼関係のもと、きめ細やかなレッスンを行っており、学生の持つ可能性を引き出し、それが将来大きく花開くよう指導をします。声楽を学ぶには、言葉と音楽の関係を理解することが欠かせません。このために、ドイツ語、イタリア語、フランス語のディクションなど、声楽家のための語学の授業も行われます。

さまざまな演奏体験を通じて得られる力

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松本 美和子 特任教授

 学内外のホールで、ソロをはじめ、重唱や合唱等の演奏会が、数多く行われます。声楽の楽しさ、難しさを経験するとともに、アンサンブルにおいては学生同士で音楽の理解を深め合います。
 総合芸術といわれるオペラを学ぶための数々の授業が開講されています。また、国内外から一流の演出家を招き、オペラ試演会やオペラ公演が開催されます。その他合唱団として本学管弦楽団や著名なプロのオーケストラと共演する機会もあります。

Professor's voice

さまざまな分野での成長を優れた講師陣がきめ細やかに指導

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教授(声楽コース長)
佐藤 美枝子

声楽は唯一「言葉」を有する音楽で、よりダイレクトに聴く人の心にメッセージを伝えることができます。何事も基礎が大切です。発声や曲の解釈など音楽の基礎をしっかり学び、充実したレッスンや、多くの演奏機会を通して、感性を磨き、本学の教育方針の1つである「人間形成」を行います。音楽だけではないすべてに通じる「人間力」を身につけ、実りある学生生活を送り、夢への第一歩を踏み出してください。

声楽コース 教育研究目的

 声楽コースは、実技個人レッスンにおいて、発声法等歌唱の基礎を修得し、これを発展させるコースです。古典から近現代にいたる声楽曲の、それぞれの様式に沿った歌唱法、また歌詞の理解と正確な発音に必要な語学力を修得し、独唱のみならず重唱・合唱・オペラ等の授業を通してアンサンブル能力の向上を図ります。さらに、公開試験やさまざまな形態の演奏会等、学修の成果を発表する機会を多く設けて、実践的な経験を積ませることで、豊かな表現力を身につけさせ、声楽家、合唱団員、指導者として文化芸術活動に貢献できる人材の育成を目的とします。

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