弦楽器

井上 久美子 特任教授
担当:ハープ、室内楽、室内楽奏法、室内楽・重奏(弦楽器)、作品研究

【学歴・取得学位】

東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、マーストリヒト音楽院卒業

【職歴】

1970年から武蔵野音楽大学非常勤講師、2007年から同大学特任教授、現在に至る。
1981年から世界ハープ会議副会長、現在に至る。
2019年から日本ハープ協会副会長、現在に至る。

【師事】

ハ-プをヨセフ・モルナール氏およびフィア・ベルクハウト氏に師事。

【演奏・研究・執筆等】

1967年ザルツブルクのモーツァルテウム管弦楽団と共演。ドイツとオーストリアとを演奏旅行。1968年アムステルダムのコンセルトヘボウでデビュー。1980年アメリカ・ハープ協会の総会に独奏者として招かれる。1983年オランダ、1986年アメリカ、1987年オーストリア、1996年アメリカ、1997年と2002年にポーランド、2001年イスラエル、2010年ブラジルおよびイタリアで演奏。国内では、東京フィルハーモニー、名古屋フィルハーモニー、札幌交響楽団、新日本フィルハーモニー、東京交響楽団などと協演。1969、1970、1971、1972、1975、1978、1979、1984、1988、1991、1992、1996、1999、2005年、いずれも東京文化会館でリサイタル。1990年「井上久美子ハープトリオ」を結成し、以来、日本各地および海外で演奏を行う。

【受賞歴】

1970年イスラエル国際ハープ・コンテスト第4位入賞。
埼玉県「平成30年度(2019年)下總皖一音楽賞」音楽文化貢献部門 受賞

【その他】

国内では東京、軽井沢、福井などで、海外では韓国、ポーランド、イタリア、香港でマスタークラスの講師を務める。イスラエル、イタリア、フランス、ロシア、アメリカ、スペインの国際コンクールの審査員。
門下からは安楽真理子(メトロポリタン歌劇場)、早川りさこ(NHK交響楽団)をはじめ、内外で活躍する多くのハーピストを輩出している。

井上 久美子
井上 久美子