作曲・音楽理論
担当:作曲、和声、対位法、楽器学、即興演奏法(オルガン)
学歴、取得学位
1986年 東京藝術大学音楽学部作曲科卒業 学士(芸術学)
職歴
1988~96年 武満徹氏のアシスタントを務める。
2009年 聖グレゴリオの家宗教音楽研究所 教会音楽科講師(現在に至る)。
2020年 武蔵野音楽大学講師(現在に至る)。
師事
作曲を松村禎三、永冨正之、和声・対位法・フーガを尾高惇忠の各氏に師事。
ピアノを林紀子、辛島輝治の各氏に師事。
能楽(宝生流)を佐野由於氏に師事。
演奏、研究、執筆等
作品は、オーケストラ曲、室内楽曲、器楽曲、声楽曲、邦楽器のための作品など多岐にわたる。イギリス室内管弦楽団によりロンドンで初演された《尺八、ヴァイオリンと弦楽のための「桜に寄す」》(’99)、プラハ交響楽団によりプラハで初演された《「伝説」道成寺による音詩》(’04)のほか、セントルイス交響楽団、スロヴァキア室内合奏団、オーストリア=ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニー、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪シンフォニカーなど、国内外から作品の委嘱を受けてきた。2009年には、ハイドン没後200年記念の作品委嘱プロジェクトのために世界から招かれる18人の作曲家の一人に選ばれ、アイゼンシュタットの“ハイドン・フェスティヴァル2009”において、《花月 -ハイドンの名によるエチュード》がハイドン・トリオ・アイゼンシュタットにより初演された。近年はオルガン曲も数多く手がけ、《蓮花》(’06)はヨーロッパ各地および日本でたびたび演奏されている。
その他、「カラヤンの遺産DVD全集」別冊解説書(作品解説)をはじめ、CDライナー・ノートや演奏会パンフレットの曲目解説、新聞への音楽エッセイ寄稿など、執筆活動にも携わる。
【受賞歴】
1987年 日本交響楽振興財団第9回作曲賞入選
1988年 第3回「今日の音楽」作曲賞第2位
1991年 第1回出光音楽賞
2010年 Marcelle et Robert de Lacour財団賞(サン=ベルトラン・ド・コマンジュ オルガン作曲コンクール)
【その他】
ジャパン・アーツ マネジメント協力アーティスト