音楽総合学科

アートマネジメントコース

Arts Management ― それは、感動の輪を広げる仕事 芸術を社会に広め、花を咲かせる

芸術文化活動を 力強く支える人材の育成

IMGP3712.jpg
コンピュータ音楽実習

 舞台芸術の魅力にまばゆいきらめきをあたえ、同時にそれをビジネスとしてマネジメントしていく能力を備えたアートマネジャー。ステージは、アーティストと、それをリードし支えるアートマネジャー、そして各分野の専門スタッフとの共同作業によって創造され、観客に提供されています。アートマネジメントコースは、芸術的感性とマネジメント能力を備え、舞台芸術の現場で生き生きと活躍するアートマネジャーの育成を目指します。

実践本位のカリキュラムと充実した学修環境

舞台芸術概論.jpg

 アートマネジメントコースでは、主としてコンサートやオペラなど各種公演の企画・制作・宣伝や、劇場・ホールなどの文化施設の管理・運営について学びます。芸術文化の第一線で活躍している各分野の専門家が講師を務めており、学内外で行われる数多くの公演の現場において実習経験を積んでいくとともに、音楽史・音楽理論・音楽実技など音楽に関する専門的な科目を履修します。また、コンピュータ音楽の基礎や録音技術の基礎も専用施設において学びます。さらに、広く社会において活躍しうる人材の育成にも配慮し、情報処理や文書作成などを学び、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を練磨し、ビジネスマナーなども身につけます。

Professor's voice

アートマ上村先生.jpg

アートマネジメントコース長・教授 上村 英郷 

 アートマネジメントコースでは、芸術や文化を愛する皆さんを力強くサポートしていきます。カリキュラムは、理論と実践がバランスよく組み合わされ、新しいテクノロジーによるDTM制作、広報資料制作など幅広く学修できます。芸術文化の将来のため、聴衆とのかかわりを考え、新しいテクノロジーについて前向きな関心を抱き、音楽の変化する環境において、芸術的にも組織的にもリーダーシップをとっていけることを願っています。どんなに素晴らしい芸術も、聴衆や観客のいないところでは意味を持ちません。芸術はそれを求めている人に伝えられてこそ輝くのです。アートマネジメントは芸術家の創作意欲を引き出し、芸術を愛する人々にそれを届け、その素晴らしさを社会に広め、芸術の花を咲かせる仕事です。アートマネジメントコースは、卒業後、芸術文化の現場で活躍できるよう、現場重視で4年間のカリキュラムを用意し、就職率100 %を目指しています。

卒業後の進路例

2.jpeg

コンサートプロデューサー 音楽祭プロデューサー 学芸員等の文化施設専門スタッフ 大学院進学 音楽系企業 音楽イベントプロデューサー 音楽ホールの企画・運営・管理 音楽スキルを求める一般企業 マスコミ関係 小学・中学・高等学校教員など

アートマネジメントコース 教育研究目的

 アートマネジメントコースは、音楽芸術の力によって心豊かな活力ある社会を形成していくための、芸術的感性とマネジメント能力を修得させるコースです。音楽に関する専門的知識と音楽実技の基礎に加え、舞台技術を含む劇場・ホール等に関する事項、演劇・舞踊等の舞台芸術、美術、文化政策や芸術関係の法制、財務のほか、コンピュータによる音楽制作、グラフィックデザイン、文書作成等について学修します。また、学内外における各種の実習を通して現場体験を積ませ、高い芸術的感性と優れたマネジメント能力を養い、音楽をはじめとする各種舞台芸術や音楽文化産業を牽引し、文化芸術活動に貢献できる人材の育成を目的とします。