2025年度新着情報

東京交響楽団のホルン奏者として入団した藤田麻理絵さん(2009年大学卒業)よりメッセージ

2025年7月4日
卒業生の藤田麻理絵さん(2009年3月大学卒業)東京交響楽団のホルン奏者として入団されました。誠におめでとうございます。
 

~メッセージ~

2009年に武蔵野音楽大学を卒業しました藤田麻理絵です。
この度7月1日付けで東京交響楽団に入団いたしました。

オーケストラでの経験が無い未熟な状態であったにも関わらず、大学卒業とともに入団を受け入れてくださった新日本フィルハーモニー交響楽団では昨年まで在籍し、15年間たくさんの経験をさせていただいたお陰で今の私があると思っています。
また元を辿れば武蔵野音楽大学での非常に充実した4年間があったからこそ、夢であったオーケストラのホルン奏者になることが出来たと思います。

大学では個人レッスンをはじめオーケストラやウィンドアンサンブル、室内楽やホルンアンサンブルなどを通して素晴らしい先生方のもと、多くの学びを得ることができました。楽器を問わずたくさんの先輩方や同級生、後輩との交流もあり、今でもお会いすると温かく接してくださることがとても嬉しく、武蔵野音楽大学で学ぶことができて良かったとつくづく感じます。

4年間は長いようで本当にあっという間ですし、実技の授業だけでなく座学も含め全ての授業が卒業後に活きる充実したカリキュラムになっていますのでどうか1日1日を大切に、そして先生方や先輩、同級生、後輩とたくさんの交流を持って充実した大学生活を送っていただきたいと思います。

 


東京交響楽団 ホルン奏者
藤田麻理絵

プロフィール

藤田 麻理絵 Marie Fujita,Horn

武蔵野音楽大学卒業。
同大学卒業演奏会、読売新人演奏会に出演。
室内楽をKálmán Berkes、Roger Boboの各氏に、ホルンを小川正毅、山本真、阿部雅人、丸山勉、日高剛、Christian Lampertの各氏に、ナチュラルホルンをThomas Müller、Teunis van der Zwartの各氏に師事。
ナチュラルホルン奏者としてバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、オルケストル・アヴァン=ギャルド他に参加。
日本ホルン協会主催 第1回ホルンコンクール2位入賞。
2015年〜2016年公益財団法人アフィニス文化財団の海外研修員としてスイス、バーゼル音楽院に留学。
新日本フィルハーモニー交響楽団を経て、現在東京交響楽団ホルン奏者。
アレキサンダーホルンアンサンブルジャパン、ナチュラルホルンアンサンブル 東京、各メンバー。
尚美ミュージックカレッジ専門学校非常勤講師、ミュージックスクール 「ダ・カーポ」、ケン・ミュージック・ランド、山野楽器ウインドクルー、各講師。

 

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