卒業生からのメッセージ ~武蔵野から世界の舞台へ~
オペラ歌手(バリトン) 大西 宇宙

本大学 音楽学部 声楽学科卒業
本大学院修士課程修了
~音楽を通じて人間としても成長。世界の舞台へと押し出してくれた特別な学び舎~
音楽大学という場で培った技術、知識、実践力といったことも勿論ですが、様々な才能や個性を持つ仲間達との出逢いが、私を今の国際舞台に押し上げてくれた原動力だと思います。また、音楽家として以前に、人間としていかにあるべきか、と言うことを学んだ場所でもありました。素晴らしい環境で、様々なことに柔軟に挑戦していってください。
【プロフィール】
武蔵野音楽大学首席卒業、同大学院首席修了。ジュリアード音楽院で優秀な成績を残し、多くの国際コンクールで優勝した。米国のオペラ・ハウスでデビュー・活躍し、日本でもNHK交響楽団、セイジ・オザワ松本フェスティバル等でも重要な公演のソリストを歴任。現在も国内外でさまざまな演奏活動を展開している。五島記念文化賞オペラ新人賞、日本製鉄音楽賞、ホテルオークラ音楽賞、文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
歌手・NHK「おかあさんといっしょ」第17代 歌のお姉さん 茂森 あゆみ

本大学 音楽学部 声楽学科卒業
~先生との出会いが大学時代の一番の思い出~
大学生活で一番の思い出は、歌のレッスンです。私の先生は調子のいい日も悪い日も「いいぞ!良い声だ!」と、とにかく褒めてくださる方でした。おかげでいつもリラックスした状態で魔法にかかったかのように声が出るようになりました。恩師に勧められ在学中に始めたNHK「歌のお姉さん」は、私の人生を大きく変えました。先生が常に寄り添い、そばで見守りながら応援して下さったお陰で今の私があると感謝しています。
【プロフィール】
武蔵野音楽大学附属高等学校、武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業。1993年〜1999年NHK『おかあさんといっしょ』第17代歌のお姉さん。2003年〜2013年NHK音楽番組『クインテット』アリアの声優を担当。3兄妹の母。現在、育児をしながら、コンサート開催等の活動をしている。
ピアノタレント 永藤 まな(まなまる)

本大学 音楽学部 器楽学科 ピアノ専攻卒業
〜音楽に没頭できる、新しい未来を作れる環境〜
音楽は向き合う時間が長ければ長いほど、未来は広がっていくと感じています。そのためには環境もとても大切です。武蔵野音楽大学で学んだ4年間、ピアノだけでなく、充実したカリキュラムやサポートのもと、様々な方向から『音楽』を吸収することができました。そしてキャンパス、先生、学友、そして街…どれもかけがけのない私のピースです。 音楽には無限の可能性があります!ぜひ探求し、没頭してみてください。みなさんの素敵な未来の扉が開かれますように!
【プロフィール】
2016年より永藤まな名義で活動を開始。ピアノ演奏のみならず、そのタレント性から各方面で精力的に活動中。また、クレヨンしんちゃんの歌モノマネ「もしもクレヨンしんちゃんが〇〇を歌ってみたら」が各SNSで反響を呼び、さらに注目を浴びる。現在、TBS朝の情報番組「THE TIME,」にてレギュラー出演中。
バレエピアニスト 蛭崎 あゆみ

本大学 音楽学部 器楽学科 ピアノ専攻卒業
〜自分次第で無限に広げられる学びの領域〜
大学時代には、ソロのピアノ以外にもアンサンブルを学ぶことが出来る機会が豊富にあり、仲間と一緒に作品を学び、共に作り上げる楽しさを知りました。バレエの世界はまさに踊り、音楽、美術の分野の人間が集まって作り上げる総合芸術で、大学時代の経験が私の現在のバレエピアニストという仕事につながっています。 素晴らしい環境のもとで学びに集中できる4年間、存分に活かして自分の可能性を広げて下さい。
【プロフィール】
武蔵野音楽大学卒業。蛭崎裕子、鈴木洋、ベラ・シキに師事。2004年パリオペラ座バレエピアニストコンクールに入賞。2006年バレエピアニストとして初の文化庁在外研修員としてウィーン国立オペラ座バレエ団にて研鑽を積む。現在新国立劇場バレエ団カンパニーピアニスト。
東京交響楽団ホルン奏者 加藤 智浩

本大学 音楽学部 器楽学科 ホルン専攻卒業
~自分の小さな世界の価値観を壊し新たな自分の音楽を創り続ける~
表現者としてどうありたいか、在学中から意識している事の一つです。才能・個性を持つ仲間と過ごし、素晴らしい先生方から学んだ4年間は、自分の表現力に大きな影響を与えました。枠にとらわれる事なく今後もさまざまな場で演奏していきたいです。武蔵野音楽大学で過ごす時間、出会いが皆さんの人生の宝物になりますように。
【プロフィール】
武蔵野音楽大学卒業。第26回ヤマハ管楽器新人演奏会出演。神奈川フィルハーモニー管弦楽団(期間契約団員)、シエナウインドオーケストラを経て現在東京交響楽団正楽団員。これまでにホルンを島方晴康、故 伊藤泰世、須山芳博、丸山勉、日高剛の各氏に、室内楽を白尾隆、吉岡アカリの両氏に師事。
オペラ歌手(ソプラノ) 土屋 優子

本大学 音楽学部 声楽学科卒業
本大学院修士課程修了
〜様々な出会いと全ての経験を活かして、より良い音楽へ〜
何事にもチャレンジしてキャリアを積めているのは、多方面から支えていただき、さまざまなことに挑戦させてくださった先生方のおかげです。武蔵野音大で知り合えたたくさんの素敵な先生・友人たちとの出会いと、勉強に集中できた環境が、私の音楽の基礎となっています。 これから皆さんも沢山の人との出会いの中、興味がある事には全て挑戦してみてください。良いことも悪いことも、全てあなたの音楽の糧になるはずです。
【プロフィール】
武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。東京二期会オペラ研修所修了。イタリア・パルマ音楽院修了。第54回日伊コンコルソ第1位、第9回マリア・マリブラン国際声楽コンクール(イタリア)オペラ部門第1位等、国内外で受賞歴多数。2022年、イタリア・プッチーニ音楽祭にて《トゥーランドット》表題役にて出演。二期会会員。2024年度武蔵野音楽大学コンコルディア奨学金受給。
ピアニスト 木林 理絵

本大学 音楽学部 ヴィルトゥオーゾ学科卒業
本大学院修士課程ヴィルトゥオーゾコース修了
~ソリスト、室内楽奏者として活動する力とプロ意識を培った6年間~
大学で外国人の先生に師事させていただいたことで、海外で学ぶことの大切さを知りました。また、長いプログラムの試験や演奏会の機会が多くあり、舞台に立つ経験とレパートリーを増やせたことが、今の演奏活動の大きな力となっています。その他にも、舞台マナーやメンタルトレーニングの授業など、実技以外に重要なこともたくさん学べました。ここでの出会いと経験、時間がかけがえのないものになりますように。
【プロフィール】
武蔵野音楽大学大学院ヴィルトゥオーゾコース修了後、渡独。カールスルーエ音楽大学にて国家演奏家資格取得。フランクフルト音楽・舞台芸術大学院在籍中に「Piano Trio Hannari」を結成し、ソロ・トリオ共にコンクール受賞歴多数。現在フランクフルト音楽・舞台芸術大学常勤講師。
セントラル愛知交響楽団首席ティンパニ・打楽器奏者 片山 陽平

本大学 音楽学部 器楽学科 ティンパニ専攻卒業
〜音楽が好きな気持ちを忘れず、希望を持ち、時を大切に突き進む〜
今、受験に向けての準備で頭が一杯かと思います。モチベーションやコンディションを保つ事、苦労されているかと思います。その努力、決して無駄ではありません。一生の財産です。皆様音楽を始めた切っ掛けは音楽が好きという気持ちからスタートしたかと思います。その気持ちを忘れず、行き詰まった時は様々な景色に身を寄せてみて下さい。きっとそれが音楽に良いエッセンスを与えてくれるでしょう。自分の色を大切に探究心を。
【プロフィール】
アフィニス夏の音楽祭、小澤征爾音楽塾、ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニーオーケストラ、International percussion music radio festivalなどに出演をする他、日本各地のプロオーケストラに首席客演または客演をしている。セントラル愛知交響楽団首席ティンパニ・打楽器奏者。豊田市ジュニアオーケストラ、椙山フィルハーモニーオーケストラ等講師。
新日本フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者 神農 広樹

本大学 音楽学部 演奏学科 器楽コース オーボエ専攻卒業
〜音楽の追求とは、自分と向き合うことです〜
音楽に向き合うということ、それは自分の弱さを見つめることであり、この世界の広さを知ることでもあります。弱い自分と戦い続けるためには、幅広い選択肢を示してくれる先達、同じように音楽の高みを目指す仲間、そして自分には考えもつかないようなアイデアを持った友人たちが必要です。武蔵野音大にはあなたが探しに行きさえすれば、そのすべてがあります。音楽の奥深い世界を探求し、大きく成長するチャンスを掴んで下さい。
【プロフィール】
武蔵野音楽大学卒業、トロッシンゲン音楽大学院修了。第91回日本音楽コンクールオーボエ部門第2位。兵庫芸術文化センター管弦楽団オーボエ奏者を経て新日本フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者。
日本フィルハーモニー交響楽団コントラバス奏者 山口 雅之

本大学 音楽学部 演奏学科 器楽コース コントラバス専攻卒業
~素晴らしい環境で学び、自分の可能性を広げていく喜び~
大学での授業やさまざまなイベントを通して、素晴らしい先生方や友人たちとの出会いがありました。武蔵野で培った音楽性や人間性は今の自分の基盤となっています。大学での4年間は他では出来ない経験ができる、一生の中でも特別な時期だと思います。音楽に限らずたくさんのものを見たり、聴いたり、味わったりして、自分の可能性を広げていってほしいです。
【プロフィール】
武蔵野音楽大学卒業、同大学別科修了。第21回長江杯国際音楽コンクール弦楽器部門大学の部第2位(1位なし)入賞。第20回 演奏家コンクール弦楽器部門 大学生の部入選。2019年より日本フィルハーモニー交響楽団コントラバス奏者。コントラバスを亀子政孝、髙山智仁両氏に師事。
劇団四季俳優 清水 智紗子

本大学 音楽学部 ヴィルトゥオーゾ学科卒業、本大学院修士課程修了
~学生時代の時間は貴重です。色々な経験が音楽を豊かにしてくれます。~
学生時代は複数の言語の歌曲に触れる為、自分がどの言語を勉強したいかを考える機会を得ました。オペラ選抜クラスではお芝居の基礎を学び、役について考える楽しさ、演じながら歌う事の楽しさを経験しました。レッスン、試験での先生方のご指導の他、図書館を活用し、声楽を様々な方面から思う存分追求出来る期間でした。何事も経験です。どんな事からも学びを見つけ、極めたい事を諦めずに挑戦していってください。
【プロフィール】
2013、2018年度武蔵野音楽大学福井直秋記念奨学生。第14回日本演奏家コンクール第1位。第23回日本クラシック音楽コンクール最高位。第10回横浜国際音楽コンクール最高位。第71回全日本学生音楽コンクール東京大会入賞。2018年劇団四季研究所入所。出演作品「エビータ」、「オペラ座の怪人」、「バケモノの子」蓮の母役。