木林理絵ピアノ・リサイタル
武蔵野音楽大学「コンコルディア奨学金」受給記念コンサート
日 時:10月13日(月) 6:30p.m.開演
会 場:武蔵野音楽大学ブラームスホール(江古田キャンパス)
入場料:無料(全席自由・要事前予約) *未就学児の入場はご遠慮ください。
主 催:武蔵野音楽大学
問合せ:武蔵野音楽大学演奏部 03-3992-1120
武蔵野音楽大学「コンコルディア奨学金」について
武蔵野音楽大学では、令和5年、一篤志家からの寄附を原資とする「コンコルディア奨学金」を新設しました。この奨学金の名称は、ローマ神話の協調、相互理解、調和の女神「コンコルディア」に由来しており、大学の建学精神にも通じています。
音楽学部卒業予定者・卒業生および大学院修了予定者・修了生を対象に、優れた業績を挙げた者や今後の成長が期待される者を表彰・奨励いたします。選考では、コンクール受賞歴や優れた研究業績、外国の教育機関への留学、優秀な楽団や教育機関への就任などが考慮されます。
この新たな奨学金制度が、卒業・修了後の更なる研鑽の励み、活躍の支援になるものと期待しています。
PROGRAM
石島正博:ピアノ独奏のためのレクイエム
ラヴェル:鏡
ブラームス:ピアノ・ソナタ 第3 番 ヘ短調 Op.5
木林理絵

京都府長岡京市出身。幼少より古新薫氏にピアノを学び、京都市立音楽高等学校(現京都市立京都堀川音楽高等学校)音楽科卒業。
武蔵野音楽大学音楽学部ヴィルトゥオーソ学科卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程ヴィルトゥオーソコース修了。在学中は重松聡、Constantin Ganev、 Elena Ashkenazy の各氏に師事。平成21 年度、平成24 年度、平成25 年度福井直秋記念奨学金給費奨学金奨学生。2014年に渡独、カールスルーエ音楽大学大学院にてKaya Han氏のもと研鑽を積み、その後ドイツ国家演奏家資格取得。日本演奏家コンクール第3位、マルべーリャ国際ピアノコンクール第3位ならびにイベリア賞(スペイン)、Dr.ヘルマン・ビュットナーコンクール第2位、ブラームスピアノコンクール・デトモルト第2位およびクララ・シューマン賞(ドイツ)など国内外のコンクールにて多数受賞。また、ソリストとしてバーデン₌バーデン・フィルハーモニー管弦楽団、デトモルト州立劇場管弦楽団などと協演。Menahem Pressler、Klaus Hellwig、Cyprien Katsaris やJacques Rouvier 各氏のマスタークラスを受講。
ソロ活動のほか、フランクフルト音楽・舞台芸術大学にてAngelika Merkle氏のもとピアノ室内楽を学び、リート伴奏にも積極的に取り組む。ドイツ、日本で定期的にリサイタルを開催、また重要なコンクールで公式伴奏者を務める。Erik Schumann、Tabea Zimmermann、Noémi Zipperlingなどの著名な音楽家とも活動、共演している。特に2020年結成のピアノトリオ"Hannari" はメンデルスゾーン・コンクールなどで優勝し、Konzerthaus Berlin、Elbphilharmonie、Alte Oper Frankfurt など主要なコンサートホールで演奏、ラジオ生配信にも出演するなど活動は多岐に渡る。2022年CDリリース。同年10月よりフランクフルト音楽・舞台芸術大学常勤講師。2025年度武蔵野音楽大学コンコルディア奨学金受賞。
木林理絵公式ホームページ
www.riekibayashi-pianist.com
www.triohannari.com