コンサート・公開講座

公開講座シリーズ
イリヤ・イーティン ピアノ・リサイタル

日 時:2021年11月30日(火) 6:30p.m.開演
会 場:武蔵野音楽大学ベートーヴェンホール (江古田キャンパス)
入場料:1,000円(全席自由) *未就学児の入場はご遠慮ください。
主 催:武蔵野音楽大学
問合せ:武蔵野音楽大学演奏部 03-3992-1120

※新型コロナウイルス感染症に関わる政府ならびに東京都の示す方針、そのほかやむを得ぬ事情により、入場の制限、公演内容や客席配置等に変更や制限が生じる可能性がございます。
ご来場の前に本学ウェブサイトでのご確認または、本学演奏部にお問い合わせくださいますようお願いいたします。

 

 

PROGRAM

チャイコフスキー :《四季》Op.37bis
P. I. Tchaikovsky: The Seasons, Op.37bis


ムソルグスキー: 組曲《展覧会の絵》
M. P. Mussorgsky: Pictures at an Exhibition

 

アンコール

S. ラフマニノフ:絵画的練習曲《音の絵》 Op.39-5

M. モシュコフスキ:8つの性格的小品「火花」 Op.36-6

イリヤ・イーティン

イリヤ・イーティン

 突出した才能と卓越した技法を持つピアニスト、イリヤ・イーティン。ロシアのエカテリンブルグ生まれ。モスクワ音楽院を最優秀で卒業。レフ・ナウモフ氏に師事。

「彼の音楽は、誠実で温かく、詩的で、ロマンティシズムに溢れている。」と名教授レフ・ナウモフ氏のエピソードにある。リーズ国際ピアノコンクール審査員全員一致の第1位受賞、並びに近現代音楽部門第1位、BBC放送聴衆賞受賞。ラフマニノフ国際コンクール第2位。ウィリアム・カペル国際ピアノコンクール第2位、クリーヴランド国際コンクール第1位、並びにショパン賞受賞。アルトゥール・ルービンシュタイン国際コンクール第3位。ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクール第3位、並びにモーツァルト賞、プロコフィエフ賞受賞。

 クリーヴランド管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、他多数共演。S.ラトル、N.ヤルヴィ、V.シナイスキー、C.ドホナニー、Y.クライツヴェルク、M.プレトニョフ、井上道義、他著名な指揮者とも共演。

 2012年~2013年、ピューリッツァー賞作曲部門受賞者、Y.ワイナー氏が、彼のために書かいたピアノソロ曲を世界初演。リンカーンセンターにてモーツァルト・フェスティバル(ニューヨーク)、アルデベルグ・フェスティバル(イギリス)、トゥールーズにてジャコバン・ピアノフェスティバル(フランス)、サンクトペテルブルクにて、ゲルギエフ監修 マリインスキー劇場フェスティバル(ロシア)、ヘルシンキ・フェスティバル(スウェーデン)、ミケランジェリ・国際ピアノフェスティバル(イタリア)、他多数のフェスティバルに招聘され演奏会を行う。

 ヴァイオリニストのイダ・ヘンデルとの共演のDVDをはじめ、室内楽では、ベートーヴェン「ヴァイオリンソナタ第5番」、ピアソラ「春・秋」、ブラームス「ヴァイオリンソナタ第1番」他、ソロでは、ムソルグスキー「展覧会の絵」、プロコフィエフ「ソナタ第6番」、ラフマニノフ「プレリュード全曲」演奏、他。また、CDにおいては、ムソルグスキー「展覧会の絵」、プロコフィエフ「ソナタ第6番」、ベートーヴェン「協奏曲第2番」、他多数リリースされている。  

 年間数多く世界で演奏会をこなす。銀座王子ホール、紀尾井ホール、東京文化会館などでリサイタル開催。フィリアホール、王子ホールなどで、N響コンサートマスター篠崎“マロ”史紀とのデュオリサイタルを開催し話題を呼ぶ。篠崎氏を第一回目のゲストとして、イリヤ・イーティンと仲間達(室内楽)を開催中。プリンストン大学・ゴランスキー・インスティテュートクラスに毎年招かれ、マスタークラスを、またジュリアード音楽院、UCLAでマスタークラスに招かれている。2017年からウラル大学に招聘され、2018年ウラル国際音楽コンクールピアノ部門の審査委員長を務める。日本音楽コンクール、及び仙台国際コンクールの審査員を務める。武蔵野音楽大学客員教授。