授業内容
開設コース

平成23年度より再開した「別科」は、器楽、声楽、作曲、指揮の4つの実技科目より一つを選択し、その選択した実技レッスン(週1回60分の個人レッスン)と、音楽理論、西洋音楽史の学科目(50分のクラス授業) を受けることができるコースです。器楽の楽器については、ピアノ、管楽器、打楽器、弦楽器より選択することができます。
21世紀は、知識基盤社会であるといわれます。そこでは、誰でもが、いつでも自ら選んで学べる機会(ユニバーサル・アクセス)が必要です。そのために、大学は18歳の世代のみならず、幅広い年齢層や異なる経歴、また、さまざまな学修の目的を持つ人たちを受け入れ、広く学びの場を提供することが求められています。
武蔵野音楽大学別科は、この社会的なニーズに応えて開設しているものであり、修業年限は1年ですが、法令に定められた大学の教育です。従って、入学生は正規の大学生と認められます。
短期間ではありますが、それぞれが持つ目的に従い、音楽の学修を強く望む人たちに最適のコースです。
<募集人員> 合計80名
<出願資格> 次の1.または2.に該当することが必要です。
1.高等学校もしくは中等教育学校卒業以上または学校教育における12年の課程を修了した者、および入学前(入学前年度の3月)までに卒業(修了)見込みの者。
2.外国の学校教育における12年の課程を修了した者(入学前年度の3月までに修了見込みの者を含む)
<修業年限> 本別科の修業年限は1年です。ただし、別科規則第8条に規定する入学試験を再度受験し合格した場合は、更に修業することができます。なお、通算して4年間を限度とします。
<キャンパス> 江古田キャンパス
項目/ コース |
授業 | |
実技科目 | 学科目 | |
器楽コース | ピアノ・管楽器・打楽器・弦楽器:個人レッスン(60分) |
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声楽コース | 声楽:個人レッスン (60分) |
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作曲コース | 作曲:個人レッスン (60分) |
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指揮コース | 指揮:個人レッスン (60分) |
注1:実技科目は、週1回、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日いずれかの平日に開講します。
注2:学科目の音楽理論I、音楽理論II、西洋音楽史I、西洋音楽史IIは、土曜日の午前に開講します。
授業内容
実技科目
実技科目(60分の個人レッスン)は、個々のレベルに応じた指導を行います。
器楽
・有鍵楽器:ピアノ
・管楽器:フルート、オーボエ、クラリネット、サクソフォーン、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、テューバ
・打楽器:マリンバ、打楽器、ティンパニ
・弦楽器:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ハープ
声楽
作曲
指揮
オーケストラ、吹奏楽、合唱の各分野を学ぶことができます。
学科目
学科目(50分のクラス授業)は、幅広い学修目的に応える授業を行います。
西洋音楽史I: バロック時代以前から現代までの器楽を中心とした音楽史の流れ
西洋音楽史II: バロック時代以前から現代までの声楽を中心とした音楽史の流れ
音楽理論I: A.和声基礎(初歩から属七の和音まで)、B.様式と作品分析
音楽理論II: A.和声応用(属七の和音から近親転調まで)、B.楽典・楽式基礎
※音楽理論はⅠとⅡからAまたはBを選択できます。
留意事項
本別科は「出入国管理及び難民認定法」別表第1に定める「留学」の在留資格(いわゆる「留学ビザ」)の発給要件を満たしておりません。