公開講座第5回シリーズ
イリヤ・イーティン ピアノ・リサイタル
日 時:11月20日(水) 6:30p.m. 開演
会 場:武蔵野音楽大学ブラームスホール (江古田キャンパス)
入場料:2,000円(全席自由) *未就学児の入場はご遠慮ください。
主 催:武蔵野音楽大学
問合せ:武蔵野音楽大学演奏部 03-3992-1120
PROGRAM
ベートーヴェン:ロンド ハ長調 Op. 51, No. 1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 Op.57 〈熱情〉
ショパン: 夜想曲 第3番 ロ長調 Op.9, No.3
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58 他
イリヤ・イーティン Ilya Itin
突出した才能と卓越した技法を持つピアニスト。
ロシアのエカテリンブルグ生まれ。モスクワ音楽院を最優秀で卒業。L.ナウモフ氏に師事。リーズ国際ピアノコンクール審査員全員一致の第1位受賞、並びに近現代音楽部門 第1位、BBC放送聴衆賞受賞。ラフマニノフ国際コンクール第2位。ウィリアム・カペル国際ピアノコンクール第2位、クリーブランド国際コンクール第1位、並びにショパン賞受賞。アールトゥール・ルービンシュタイン国際コンクール第3位。ジーナ・バッカウァーコンクール第3位、並びにモーツァルト賞、プロコフィエフ賞受賞。クリーブランド管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、他多数共演。S.ラトル、N.ヤルヴィ、V.シナイスキー、C.ドホナニー、Y.クライツヴェルク、M.プレトニョフ、井上道義 他著名な指揮者とも共演。2012年~2013年、ピューリッツァー賞作曲部門受賞者 Y.ワイナー氏が、彼のために書いたピアノソロ曲が、世界初演をすることになった。リンカーンセンターにてモーツァルトフェスティバル(ニューヨーク)、アルデベルグフェスティバル(イギリス)、バス フェスティバル(イギリス)、トゥールーズにてジャコビンズピアノフェスティバル(フランス)、サンクトペテルブルクにて、ゲルギエフ監修 マリンスキー劇場フェスティバル(ロシア)、ウルムにて、ヨーロッパ音楽プロジェクトフェスティバル(ドイツ)、ヘルシンキ・ピアノフェスティバル(フィンランド)、ラビにて、ミケランジェリフェスティバル(イタリア)他多数のフェスティバルに招聘され演奏会を行う。ヴァイオリニスト イダ・ヘンデルとの共演のDVDをはじめ、室内楽 ベートーベン/ヴァイオリンソナタ第5番、ピアソラ/春・秋、ブラームス/ヴァイオリンソナタ第1番他、ソロでは、ムソルグスキー/展覧会の絵、プロコフィエフ/ソナタ第6番、ラフマニノフ/プレリュード全曲演奏 他。また、CDにおいては、ムソルグスキー/展覧会の絵、プロコフィエフ/ソナタ第6番、ベートーベン/協奏曲第2番 他多数リリースされている。年間数多く世界で、演奏会をこなす。銀座王子ホール、紀尾井ホール、東京文化会館などでリサイタル開催。フィリアホール、王子ホールなどで、N響コンサートマスター篠崎“マロ”史紀とのデュオリサイタルを開催し話題を呼ぶ。篠崎氏を第一回目のゲストとして、イリヤ・イーティンと仲間達(室内楽)、イリヤ・イーティンとN響の仲間たちを開催。ブラームスヴァイオリンソナタやN響の仲間たちによる室内楽の夕べなど、室内楽を精力的にこなす。ピアノをどう弾くかは、芸術であり科学であると語るイリヤ・イーティン。多くの日本の批評家は、
イリヤ・イーティンの演奏は、かぐわしく詩的で、ロマンあふれる伝統的ロシア・ピアニズムに根差している~ (伊能よし子)
円熟したテクニック、飽くなき探求心と鮮烈なイマジネーションに接するとき、居住まいを正さざるをえない、まことに、稀有なるアーティストといえよう~ (藤巻暢子)
と絶賛。
プリンストン大学・ゴランスキー・インスティテュートクラスに毎年招かれ、マスタークラスを、またジュリアード音楽院、UCLAでマスタークラスに招かれている。2017年からウラル大学に招聘され、2018年ウラル国際音楽コンクールピアノ部門の審査委員長を務める。日本音楽コンクール、及び仙台国際コンクール、石川国際コンクールの審査員を務める。武蔵野音楽大学客員教授。http://www.ilyaitn.net/