会長・理事長挨拶
会長挨拶
桜の樹下を希望に満ちた武蔵野生が行き交う麗しい春の日々、同窓生の皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。例年同様、全国各地から多くの新入生諸君を迎えて令和8年度の学事が始まりました。日々音楽を探求し、努力を重ね続ける新入生、在学生・在校生の皆様に対し敬意を表しますと共に、これまで支えてこられたご家族の皆様、教学運営に対し多大なご支援・ご協力をくださったすべての方に、心より感謝申し上げます。
同窓生の皆様におかれましては、日頃より母校同窓会活動継続のためご尽力くださり誠にありがとうございます。今年度も初頭より多くの支部にて支部総会・支部主催演奏会等が開催され、大変喜ばしい限りです。また、本年9月には同窓会全国総会が本学江古田キャンパスにて開催される予定ですので是非足をお運びください。多くの同窓生の皆様と和やかなひとときを共有できますことを心より願っております。
さて、本年4月末には、本学附属高等学校の新校舎が、江古田の旧むらさき寮跡地に堂々落成いたします。そして、いよいよ1年後の2027年4月に正式に埼玉県入間市より移転し(東京都認可申請手続き中/学校設置計画承認済)、伝統ある本校のアイデンティティを継承しつつ、新たな価値を生み出す学校へと進化を遂げます。「気づきと創造力をもたらす空間」をコンセプトに掲げた新校舎では、魅力ある運営・授業カリキュラムを提供し、音楽の力で自らの未来を切り拓いていけるような教育を実践します。また、大学キャンパスへ徒歩3分に位置するため、高大接続・連携をさらに深化させ、附属高校生徒が大学の教員・学生と交流する機会を格段に拡充いたします。未来を感じさせる新校舎のデザインは、そこに集う生徒たちによって更なる輝きを増すことでしょう。
また、本学園が、2029年に創立100周年を迎えるという節目に合わせ、学園が歩んできた歴史を確実に次世代に継承するための「武蔵野音楽大学歴史展示室」が4月1日に開室いたしました。時系列に沿った貴重資料約250点の展示が、在学生には、100年という月日の中で脈々と受け継がれてきた建学の精神「〈和〉のこころ」をより一層理解してもらう場、同窓生の皆様には学園の歴史を想いそれぞれの現在・未来を展望していただく場として、学園の一体的発展の一助となることを願っております。
ご承知のとおり、世の中の変化は目まぐるしく、未来の正確な予測が困難な時代となってきております。現代を生きる私たちには、常に未来を描く力、そしてそれを実現するための瞬時の判断力、行動力が求められていくことでしょう。より良き未来へ向け、教職員一同、建学の精神を堅持し、「音楽芸術の研鑽」と「人間形成」という教育方針に従って、学園全体の更なるソフト・ハード両面の充実、教育活動の向上を図り、自立した有用な人材を育成する教育機関としての社会的責任を全うしていきたいと考えております。今年度も、同窓生の皆様のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げると共に、より一層のご支援、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます
2026年4月

理事長挨拶
2024年度より同窓会理事長を拝命、その後二年を経過しました。学園においては、ご周知の通り2017年に江古田新キャンパスが開設され、2021年には楽器ミュージアムがオープン、2024年女子寮フリューゲルが完成、来る2027年には附属高校が江古田新校舎に移転予定など数々のリニューアルが進む中、学生たち一人ひとりのニーズに対応すべく教員職員が一丸となって日々努力、邁進しております。同窓生の皆様におかれましては常日頃これらの活動に関心をお寄せ頂き、また有形無形のご支援を頂き心から御礼申し上げます。お陰様で今年度は、高校・大学・大学院の入学者数がそれぞれに前年を上回り、これも皆様のお力添えの賜物と感謝申し上げております。
私事ではありますが、本学器楽学科(ピアノ)の学生となった1975年より気が付けば半世紀を過ぎました。学ぶ立場から、いつしか同じキャンパスで後進を指導する立場となりましたが、音楽という基盤の上に自身の人生を築いて来られたことは誠に幸せなことであります。決して平和とは言えぬ世界情勢にあって、若者たちの未来も楽観できる状況とは言えませんが、人類普遍の言語である音楽を学ぶことが彼らの生きる力になると信じ、これからも与えられた立場で尚しばらく全力を尽くしたいと願っております。
学園創立100周年(2029年)が近づく今、学園の歴史と合わせて同窓生各位とのご縁にあらためて思いを馳せ、皆様のご健勝とご活躍を祈念いたします。
2026年5月
