大学院音楽研究科の特徴
音楽芸術の深奥を求め、国際的な演奏家やより高度な研究者、教育者を育てる。
国際的にも通用する演奏家や研究者を育成
今日、ますます高度化、多様化する現代社会に貢献できる、有能な人材の育成が求められています。音楽の世界においても、世界の頂点を目指す演奏家や、質の高い研究者の養成が望まれてきました。本学では、昭和39年に大学院音楽研究科博士前期課程(修士課程)を設置し、これまで50年間にわたって、優れた音楽家や研究者を輩出してきました。さらに平成16年度、博士後期課程を設置し、博士の学位を取得できる高度な教育研究体制が整いました。
本大学院では、充実した組織と施設、設備のもとで、理論と応用、演奏と創作芸術を研究指導し、音楽芸術を深く究め、国際的にも通用する優れた演奏家、研究者、教育者を社会に送り出します。

博士前期課程(修士課程)
文化芸術の進展に寄与するために、音楽芸術についての知識や技術をさらに深めていく。
幅広い分野で望まれる深い知識

博士前期課程(修士課程)では、5つの専攻(器楽、声楽、作曲、音楽学、音楽教育)を設けています。また平成22年度より、器楽専攻、声楽専攻のうち実技教育に特化したヴィルトゥオーゾコースを設置しました。出願資格は、4年制の大学卒業者か、同等以上の学力がある者です。
2年制ですが、4年間の在学研究が可能で、さらに、通算して3年間の範囲で留学等の休学が認められます。それぞれの専攻のレッスンや研究を中心に、アンサンブルの技術や伴奏などの技術も高めていきます。また、理論の研究や分析、音楽史や専門分野の特殊講義など高度な専門性も追究します。
所定の授業科目30単位以上を修得し、専攻実技の修了試験、修士論文等の審査に合格した者には、修士(音楽)または修士(音楽学)の学位が授与されます。ヴィルトゥオーゾコースでは、修士論文を課すことなく、学位審査演奏に合格すると修士の学位が得られます。修了者は、プロの演奏家や研究者、教育者として活躍しています。
また、ヴィルトゥオーゾコースを含む器楽専攻(ピアノ)の学生で、修了時に最優秀の成績を修めた者には、日本楽界に多大な貢献を果たした故レオニード・クロイツァー教授の功績を記念して制定された「クロイツァー賞」が授与されます。
教育研究目的
修士課程は、学士課程の教育成果の上に立ち、学校教育法施行規則第165条の2第1項第1号及び第2号の規定により定める方針(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー)に基づき、音楽芸術についての深い学識と技術を授け、音楽家又は音楽研究者として必要な高度の能力を備えた人材の育成を目的とします。
器楽専攻
声楽専攻
作曲専攻
音楽学専攻
音楽教育専攻
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
武蔵野音楽大学大学院音楽研究科は、専門的かつ広い視野に立ち、音楽芸術の分野について高度な学識と技術を体系的に教授研究する目的で、以下のようにカリキュラムを編成します。
- 次の専攻ごとの必修科目は学年制とします。
(1) 器楽専攻、声楽専攻、作曲専攻の専攻研究および作品研究
(2) 音楽学専攻、音楽教育専攻の専攻研究および総合演習 - 修士論文等については、次の専攻ごとの必修科目で、論文等作成の指導を行い提出させます。なお、ヴィルトゥオーゾコースは、演奏家養成に対応した科目を開講し、修士論文等の提出は課しません。
(1) 器楽専攻、声楽専攻、作曲専攻の修士論文基礎および修士論文演習または楽曲研究表現演習
(2) 音楽学専攻、音楽教育専攻の修士論文基礎および専攻研究 - 器楽専攻、声楽専攻では公開の演奏試験を、作曲専攻では公開の作品演奏試験を課します。ヴィルトゥオーゾコースは、毎年次リサイタル形式の演奏試験を課します。
- 高等学校教諭一種免許状(音楽)および中学校教諭一種免許状(音楽)を取得している者は、所定の単位を修得することで、高等学校教諭専修免許状(音楽)および中学校教諭専修免許状(音楽)を取得することができます。
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
武蔵野音楽大学大学院音楽研究科の目的に基づき、以下のように、高度な知識および技術を身につけたと認められる者に学位を授与します。 本学大学院学則第4条第1項に基づき、2年以上在学し、30単位以上を修得した上で、専攻実技の修了試験、修士論文等の審査に合格した者に修士(音楽)または修士(音楽学)の学位を授与します。 なお、ヴィルトゥオーゾコースは、修士論文等を課すことなく、学位審査演奏に合格した者に修士(音楽)の学位を授与します。
博士後期課程
自立した芸術活動、研究活動をするために、音楽芸術の深奥を究めていく。
最高の環境で、より高度な専門性を追究
博士後期課程では、5つの研究領域(器楽、声楽、作曲、音楽学、音楽教育)を設けています。出願資格は、大学院修士課程を修了しているか、同等以上の学力がある者です。
3年制ですが、5年間の在学研究が可能で、さらに、3年間の範囲で留学等の休学が認められます。キャンパスには博士後期課程学生専用の研究室があり、コンピュータ、オーディオ機器のほか、コンサートホールや、図書館など、最高の環境で学ぶことができます。器楽および声楽の研究領域では毎年公開リサイタル形式の演奏試験を、作曲の研究領域では毎年公開の作品演奏試験が求められます。
所定の授業科目10単位以上を修得し、演奏あるいは作品の修了試験、博士論文の審査に合格した者には、博士(音楽)または博士(音楽学)の学位が授与されます。学位を取得した者は、その高度な知識と専門性を活かして、演奏、研究、教育など、さまざまな分野で自立した活動をするチャンスが開かれます。
教育研究目的
博士後期課程は、音楽芸術の分野について広い視野に立ち、学校教育法施行規則第165条の2第1項第1号及び第2号の規定により定める方針(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー)に基づき、その理論及び技術をさらに深く教授研究し、その深奥を究め、自立して芸術活動又は研究活動を行うに必要な能力を備えた音楽家又は音楽研究者を養成することを目的とします。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
武蔵野音楽大学大学院音楽研究科は、専門的かつ広い視野に立ち、音楽芸術の分野について高度な学識と技術を体系的に教授研究する目的で、以下のようにカリキュラムを編成します。
- 博士論文については、研究領域ごとの必修科目である研究領域研究指導および研究領域論文演習で、論文作成の指導を行い提出させます。
- 前項の論文に加え、器楽および声楽の研究領域では公開の演奏試験を、作曲の研究領域では公開の作品演奏試験を課します。
カリキュラム/音楽専攻
| 研究領域共通必修科目 | 研究領域研究指導 |
|---|---|
| 研究領域論文演習 | |
| 研究領域別必修科目 | 演奏法特別研究 I |
| 作品研究 | |
| 音楽学総合研究 | |
| 音楽教育総合研究 | |
| 研究領域共通選択科目 | 演奏法特別研究 II |
| 指揮法実技研究 | |
| ソルフェージュ特殊講義 | |
| 音楽理論特殊講義 | |
| 西洋音楽史特殊講義 | |
| 日本・民族音楽特殊講義 | |
| 音楽美学特殊講義 | |
| 文献演習 I・II・III | |
| 発音法特別研究I・II・III |
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
武蔵野音楽大学大学院音楽研究科の目的に基づき、以下のように、高度な知識および技術を身につけたと認められる者に学位を授与します。 本学大学院学則第4条第2項に基づき、3年以上在学し、10単位以上を修得した上で、演奏あるいは作品の修了試験、博士論文の審査に合格した者に博士(音楽)または博士(音楽学)の学位を授与します。
