教授陣からのメッセージ

ケマル・ゲキチ

客員教授(ピアノ)
Kemal Gekic

超満員の聴衆とのエキサイティングな時間。

私はここ約20年以上、毎年客員教授として武蔵野音楽大学に約1ヵ月半訪れ、学生たちや先生方にレッスンをする一方、ベートーヴェンホールでソロリサイタルを開いています。

武蔵野が音楽界に対して果たしている高い貢献は、学内にあふれるプロフェッショナルで協調性のある雰囲気と強く繋がりあっていると感じています。
私自身、毎回武蔵野で学生・教職員・聴衆の皆さんと共有する時間を大変エンジョイしていますが、また今年もその機会があることをとても嬉しく思っています。

プロフィール

1982年ユーゴスラヴィアのノヴィサッド音楽院において史上最高得点でディプロマを取得、1981年リスト国際ピアノコンクール第2位。一躍世界に名を馳せた1985年ショパン国際コンクールでの演奏に対し、ハノーヴァーのショパン・ソサエティから、最優秀ソナタ特別賞を授与され、その録音はドイツでその年だけで6万枚、日本で8万枚を売り上げた。その後、リストの第一人者として不動の地位を確立。Penguin Guide to Music からロゼッタ賞を授与。近年も演奏活動はさらに広がり、カリスマ性を持つピアニストとして世界中の熱狂的な聴衆の支持を受け続けている。現在、フロリダ国際大学教授。

_.jpeg