教授陣からのメッセージ

ワルター・アウアー

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ウィーン国立歌劇場管弦楽団首席フルート奏者

音楽を愛し、音楽に助けられる。

 2017 年11月、武蔵野音楽大学のベートーヴェンホールで行ったコンサート&マスタークラスでは、武蔵野の学生たちのフレッシュな演奏に触れることができました。
 音楽家になるために大切なことは「決してあきらめない」ことです。キャリアを積み人生を歩んでいく過程では、常に成功ばかりがあるわけではありません。しかし、自分自身の失敗や敗北から何かを学ぶことができます。あなたが音楽を本当に愛しているのなら、音楽もあなたを助けてくれることでしょう。

プロフィール

ケルンテン州立音楽院、モーツァルテウム音楽大学で学び、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を経て、2003年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席奏者に就任。「ウィーン・クリムト・アンサンブル」を結成し室内楽でも活動しているほか、ソリストとしては、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ニュルンベルク交響楽団など世界の著名なオーケストラと共演。指導者として世界各地でマスタークラスを開催するなど、多彩な活動を続けている。

auer_220.jpeg
ワルター・アウアー( フルート)