AIと対峙して気づいた大切なもの
福井 スターダスト☆レビュー(以下スタ☆レビ)は現在、3年にもまたがる45周年ツアーの真っ只中ですが、ツアータイトルにもなっている通算49枚目のアルバム『星屑冒険王』制作にまつわる話をお聞かせください。

45周年ツアー2025~27「星屑冒険王」
根本 僕が「なぜアルバムを作るのか?」と訊かれたら、「ツアーをやりたいから」と答えます。もっとカッコつけて言えば、新しい創造物を携え、プライドを持って大好きなツアーを周るため。でもアルバム作るのって、そりゃあ大変なんです(笑)。
福井 ツアーは毎回100公演以上。「せっかく苦労して作る以上は、ツアーはたくさん周る」って(笑)。
根本 そうです(笑)。だから、もちろん今回もアルバム制作に対する情熱はあったんだけど、同時にアイデアが枯渇しているのではという不安もあったんですよね。50枚近くアルバムを作れば、もう大したアイデアも出てこない(笑)。そんな時にマネージャーが、AIが作曲してくれるサイトを教えてくれました。曲作りのアイデアになれば、との思いですね。実際、いくつかのキーワードを入力すれば曲が出てくるんだけど、それが思いのほかよく出来ていたんです。ただ、僕を感動させてはくれませんでした。僕はそこに、AIの限界というものを見ましたね(笑)。
福井 AIの曲に足りないものは、なんだったんでしょう?
根本 一言でいえばリスペクトですね。僕らの楽曲制作は、“このミュージシャンに少しでも近づきたい”という衝動、つまり模倣から始まると言えます。もっと俗っぽく言えば“〇〇っぽい音楽”を作ろうとするわけです。でも単なる“ぽい”だけじゃ納得できない。最低限必要なのは、自分を突き動かす、自分が愛してやまない音楽に対する“リスペクト”であり“愛情”なんです。AIの曲は、音楽的には高いレベルで成立しているから、人によっては好きという方もいるでしょうが、まあ僕としては、よくできているが故に、かえってムカついてきたというか(笑)。
福井 本来、無生物であるAIは、人間が生む感情や欲望、審美眼などとは疎遠なものですよね。そもそも、AIによる成果物は創造物といえるのか。データの複製に過ぎないのか。人間のデータを学習し、素早く上手に模倣するから、それらに“近似”させることは出来るかもしれないけど、“均質的”になりそうというか…。

「STARDUST REVUE LIVE TOUR 暮れの元気なご挨拶〜お歳暮付き〜」(2008年)
根本 そうです。もっと言えば、なぜこの音楽が出来上がったのかが大事なんです。僕はよくファンの方に話してます。「スタ☆レビだけ聴いているのはもったいないよ。僕らがたくさんの音楽を聴いてきたからこそ、今のスタ☆レビの音楽がある。だから、いろんな音楽を聴いてほしい」と。

福井 クラシック音楽の大作曲家たちも、当然過去の作曲家や音楽的な潮流から大きな影響を受けています。換言すれば、クラシック音楽の歴史は、同時代も含め互いに影響し合う作曲家の連鎖によって形成された。それゆえ、音大で「音楽史」は必修科目なわけです。でも、とかく学生は自分の好きな作曲家の作品だけ演奏しがちです。何百年も残ってきたクラシックの名曲には、聴き続けられてきた理由がある。だから勉強する曲を選り好みせず、さまざまな時代の名作の勉強を怠らないでほしいですね。
根本 本当にそう思います。クラシックの歴史には遠く及ばないけど、ちょっと大げさな表現ですが、音楽を通じて、僕らは時代を超えた線で繋がっているんです。
福井 創造力とは、先人の知恵、過去の積み重ねをよく学ぶことで培われるものなんですね。

根本 この関連で言えば、あんまりこの話はしたくないんだけど…。
福井 どうぞお願いします(笑)。
根本 随分前のことですが、僕の番組にあるバンドがゲストに出てくれて。当然、事前にそのバンドのCDを聴いたのですが、何故か途中で他のこと考えちゃって、どうしても最後まで聴けないんですよ。彼らが何を言いたいのか、僕には全然分からなかったんです。もちろん、そのバンドを好きな人はたくさんいたとは思うけど、僕には彼らは単に人前で演奏したいだけで、過去の音楽から連なる歴史とかには全く興味がないからなんだろうなって思えました。こういう曲が流行ってるから書いてみたよっていうだけの、まさにさっきのAIのレベル。でも恐ろしいのは、そういう音楽が売れるんですよ。まぁ聴く人は好きなものを聴けばいいし、すべての人がそんなことまで考えて聴いてるわけじゃないと思うけど、最低限モノを作ることに必要なことってあるような気がします。けっこう有名な人たちでしたよ。
福井 でも、きっと現在は残っていない方々と推測します(笑)。
根本 とにかくAIが反面教師となって、僕が示すべきは“音楽に対する愛情”であることは分かったわけです。その上で“じゃあ、僕の音楽における一番の愛情はどこにある?”って考えたら、それはスターダスト☆レビューそのものだったんです。約45年のバンド生活の中で、子供の頃から聴いてきた音楽をぶち込み、そこに携わってくれたメンバーやスタッフ、支えてくれたミュージシャンたちの力を借りながら、今まで作ってきたのがスタ☆レビですから。
福井 アルバム『星屑冒険王』を拝聴して、“時空を超えて音楽世界を巡るための時計と地図”というイメージを勝手ながら持ちましたが、その理由が今分かりました。そこには、スタ☆レビがこれまで共にさまざまなことを乗り越えてきたすべての人への感謝と愛が、過ごした時間とセットで詰まっているからなんだと。そうなるとAIどころか、他の誰にも書けない。それを思う御本人たちにしか綴れないです。私は常々、要さんとバンドメンバー、スタッフ、豪華な共演ミュージシャンとの御関係に、武蔵野の建学の精神である「<和>のこころ」の高次元での具象を見ているんです。
根本 またまた恐れ多いです(笑)。

スタ☆レビが示唆するAI時代の教育
福井 今伺ったような音楽創作に代表される表現能力、また文章作成能力など、我々は日々AIの発展を目の当たりにしています。記憶容量はもちろん検索・演算速度などで、AIは既に人間を凌駕しているのは明白です。しかし、人間の頭脳の働きとして重要な要素は、必ずしもそれらだけではないですよね。もっと根本にある…あっ根本と言っても根本要さんではないです(笑)。
根本 わかってます(笑)。
福井 気を取り直して(苦笑)…かねてより、人間の精神活動の根本と言える「知・情・意」、すなわち知識、情緒、意欲の三者をいかにバランスよく育てるかが人間形成の肝であり、教育の目標と言われてきました。その一方で、日本の教育は、知識の集積に偏った教育をしてきたことも指摘されます。
根本 “知”が必要であるのは大前提ですが、その思いを表現する言葉も大切だと思います。ちなみに、僕は知らないことでも2時間話せます(笑)。
福井 要さんは「唇に脳みそがついてる」って(笑)。いずれにせよ、既に人間はこの狭義の“知”においてAIに及ばない以上、単なる学力に特化した教育では、これからのAI時代に適応できないと思います。何を美しく何を面白いと感じるか、また他者の気持ちを理解し共感力を高める“情”と、自分はこんな風に生きたいと感じる、あるいは目標を立てて行動するための“意” ―これらを深める教育が、むしろ今求められるのではないでしょうか。
根本 いいお話ですね。まさに、僕がラジオを通して伝えたいのもそういうことだったりするんで。

福井理事長・学長のアナログ時代からのコレクションの前で
福井 ありがとうございます。こんな今だからこそ、本学の教育方針「音楽芸術の研鑽と人間形成」を一層推し進める所存です。今思ったのですが、スタ☆レビの名キャッチコピー“高い音楽性と低い腰”は、「音楽芸術の研鑽と人間形成」とも符合しているように思われます(笑)。ところで、先日リスナーの方から「数字で表わされるランキングをどう思いますか」みたいな質問を受けてましたね。
根本 どの曲が売れたとかのランキングの話ですね。「数字は客観的という意味で、それはそれで大事だけど、もっと大事なのはその解釈では」と答えた気がします。事実として、その数字は存在するけど、その大小で価値観まで決まるものじゃないですよね。スタ☆レビはマニアックと呼ばれることが多いけど、例え少数でもそれを長きに渡り楽しんでくれる人がいる。それこそ今言われた“情”とか“意志”の部分が反映されている気がします。
福井 現代社会は、数字で覆い尽くされたいわば“数量化社会”なんですよね。企業だったら売上、政治は支持率、学校は偏差値、SNS はフォロワー数等で評価され、振り回されている。現代人は数字をあたかも神のように信仰しているというか。一方で、情報過多のSNS社会が生み出した分断主義者・マウント族も問題となってます。
根本 言葉遣い一つとってもね。少し気遣えば、その言葉を使わなくてもいいのにって。
福井 時代が移ろい価値観が変わる中、スタ☆レビの音楽とエンタテイメント性溢れるライブの持つ情緒・人間らしさが一層輝きます。数字やエンタメの在り方の変化に揺らがないスタ☆レビは、AI時代の教育に必要なものを示唆しているんですよ。

「楽園音楽祭2005 STARDUST REVUE in 日比谷野外大音楽堂」(2005年10月9日)
生まれ変わったらやりたいピアノと英語
福井 教育の話が出た所で…マルチな要さんですが、生まれ変わったとしたら何をやりたいですか?
根本 ピアノと英語ですね。
福井 終始一貫してて、すごいですね。
根本 それ、どういうことですか?
福井 30年前のインタビューでも、そう答えてて(笑)。
根本 参ったな!言質とられてるみたいな(笑)。
福井 ちなみに当時は、“ピアノには俺に欠けてる知性がある。ピアノの前に座って袖なんてたくし上げるなんて、いいじゃん!”とか言ってますよ(笑)。
根本 ガハハ!でも、真面目に答えるとね、その2つは本当に、自分が大好きな音楽をやる上で、欠けているものです。曲を作る際、僕が毎回最も直面する問題は、基本的な音楽知識の欠如。僕のは勘だけで作っている音楽だからね。あと、大好きな日本で音楽活動したいから、今の僕の思いを伝えるなら歌は日本語でいけるけど、 ただ外国の方とコミュニケーション取るのに、英語はもちろん大事なんだろうし、そもそもこんなにたくさん英語の歌を歌ってるのに、僕は全くできない。
福井 日芸の入試科目には、英語ありましたけど(笑)。(前編参照)

スタ☆レビとも多くの共演がある織田浩司先生(米米CLUB、BIG HORNS BEE)とベートーヴェンホールで
根本 それはなんとかクリアしました(笑)。僕が長く音楽をやってこられたのは、僕のアイデアを具現化してくれる人がいてくれたからです。一人じゃ決して出せない音、それがバンドなんです。僕がバンドを続ける理由はそこにあります。だから、もし僕がピアノをやっていて基本的な音楽知識があれば、一人でなんでもやっていたかもしれませんね。英語にしても、僕は音楽だけでなく自分の人生観も伝えたいから、日本全国言葉の通じる場所にライブにいくけど、それももしかしたら変わっていたかも(笑)。きっと今の自分ではない自分がいたんだろうなって想像しますね。とはいえ、やっぱり音楽の基本にピアノという楽器があるのは紛れもない事実でしょう。

根本さんが“ライブ前にむしろ食べたほうが調子が良い”という「辛ラーメン」の新作のプレゼント
最強のライブバンドとしての幸福論
福井 杉山清貴さんから“日本の宝”と称賛されたように、スタ☆レビは日本一のライブバンドだと評されます。
根本 僕は、音楽は聴く人によっては最高の心の良薬だと信じてます。今日ライブに来てくれてた人が、僕らのライブを観ることで心の中に何かを生み出してくれること、何かを感じてくれること。そんな思いを、一人一人に伝えるつもりで演奏しています。そして、そこから生まれた感動を、全員で共有できる幸せといったものが、ライブには確実に存在します。

ツアー2022~24「ブギウギ ワンダー☆レビュー」
―半世紀近くバンドをやっている僕が今、使命感を持って伝えたいことです。
福井 ライブ演奏は演奏者のコンディションや楽器の調子、そして要さんもよくおっしゃっているように、聴衆によっても刻々と変わりますよね。再現性のなさはAIが到達できないところでしょう。
根本 そう、ライブにおけるオーディエンスが、楽曲を育ててくれるんです。
福井 聴衆に関して言えば、特にスタ☆レビのライブは“参加型”ですからね。ステージと客席の一体感が抜群です。
根本 でもライブって、行く人は何回も行くけど、行かない人は全然行かないでしょ。
福井 たしかに履歴書とかで“趣味:音楽鑑賞”とかよく見るけど、いざ詳しく訊いてみると、ジャンルが何であろうと実際に会場に足を運んでる人はとても少ない(笑)。それは鑑賞ではなく聞き流してるだけだから、軽はずみに書かないでほしい(笑)。
根本 だから僕らは出来るだけ門戸を広げ、全国各地に行って観たい人にお見せしたいんです。
福井 スタ☆レビのツアーは、文字通り全国津々浦々、くまなく周りますからね。47都道府県の県庁所在地に限らず、第2、第3、第4の街まで。まさに、星屑冒険王ですよ(笑)。

≪25年に一度の大感謝祭 6時間ライブ≫(2007年5月19日:さいたまスーパーアリーナ)
根本 僕らの楽曲を知ってもらうことも大切だけど、僕らはライブにおける非日常的な感覚を味わってもらいたいんです。
福井 クラシックとロックは少し異なりますが、本質は同じ。音楽は瞬間瞬間に生成され、そして消えていく時間芸術。しかしその儚い音響現象の中に、人間の最も深い体験が刻み込まれているのだと思います。音楽は単なる音の組み合わせではなく、人間の魂の言語であると。さっきのAIの話にも関連しますよね。
根本 日本の音楽状況はパブリシティが中心に作られるので、どうしても“売れている人”にスポットが当たりがちです。もちろん、それは当然のことだけど、話題性の少ない音楽や、水面下の面白いミュージシャンたちが埋もれてしまうことも多いんです。そういう人たちって結局音楽活動が継続できずやめていくわけですよ。逆に「売れすぎて仲が悪くなった」とかの話もよく聞きますね(笑)。
福井 時代に消費されていく…でもスタ☆レビは違った。
根本 確かに僕らができることと言えばライブしかない。でも、そのライブを続けているうちに段々と人が集まってくれるようになって、結果、たとえ大ヒット曲は持ってなくても、今でも音楽で食っていけてるんです。「音楽をやりたい気持ちさえあれば、スタ☆レビのようなことも可能だぞ」―なんか偉そうだけど、半世紀近くバンドをやっている僕が今、使命感を持って伝えたいことです。
福井 音楽をやりたい気持ち。それも人間だけが持つ欲求ですね。
根本 僕は、ずっと幸せに音楽がやれてます。そして、その幸せには“発想の転換”が必要だと思っています。風呂桶を満杯にしないと幸せになれないと思うんじゃなくて、まず洗面器一杯の幸せを感じる。それを10杯くらい集めたら大きな幸せにもなるかもしれない。そういった“小さな幸せを感じとれる器“を持てば、人生を送りやすくなるのではないでしょうか。アマチュアの僕らがプロになり、全然売れないけどライブにはお客さんが来てくれて、いつの間にかホールツアーができるようになった。ちっちゃな幸せから始まり、気が付けばこんなに大きな幸せを感じられるようになりました。
福井 幸せの基準というのは、自分自身が決めるものだと思います。他人との比較の中に自分の人生をうずめて、他人の持っているものを“自分も!”と買い求める人生は、例えそれらを全て手に入れたとしても、絶対に幸せを感じることは出来ないと思います。幸福になるのは、自分の好きなものを持っているからであり、他人がよいと思うものを持っているからではありません。
根本 その言葉、ムッチャいいですね(笑)。今回のアルバム収録曲でも、「歳の数だけ楽しいことがあるなら この先だって期待しちゃおう」と歌っています。年齢を重ねるっていうのは、なんとなく負のイメージがあるんだけど、さっきも言ったように、僕らは年齢を重ねれば重ねるほどバンドの充実感が増し、昔よりも音楽を楽しめている実感があります。実際、僕は人は30代からが面白くなると思ってます。それは、学長がおっしゃたように20代までは他人の作った美や価値観を追いかけている。でも、その後それを踏まえてどう生きるかで、人生が本当に面白くなる。
福井 要さんを拝見していると、音楽好きだった少年の頃の心を今でも実践する「還暦少年(2018年リリースのアルバム)」そのものだと感じます。私も年齢的には「還暦少年」に近づいてきましたが(笑)、本当に目標にさせて頂きたいです。要さんの若さの源は、ライブ活動による心理的・肉体的還元や、さまざまな音楽と人々に対する愛をバックボーンにした創作エネルギーなんでしょうね。
根本 今までは、歳を食うことが楽しいと語ることって恥ずかしかったのかもしれませんね。でもそれが実感としてある僕らは、これまで以上に歳を重ねることの面白さやカッコよさを真剣に語っていきたいです。
福井 我々が率先して語りましょう、歳だけじゃなく笑いもとりつつ(笑)。老いとは好奇心を失うことである。結局、老いも若きも、大学で言えば学生たちも教職員も、さまざまな分野やシーンから常に栄養を摂取することが必要なんだと思います。先ほど「幸福になるのは、自分の好きなものを持っているから」と言いましたが、スタ☆レビにとってそれは、毎週のように各地で開催するライブと、それを待ってくれるお客さんたちですよね。「仕事が楽しみならば人生は極楽だ。苦しみならばそれは地獄だ」という言葉がありますが、スタ☆レビのライブが“多幸感・一体感”という言葉で表されている理由は、スタ☆レビというバンド自体が人間の幸福の理想形を体現しているからなんだと、本対談を通じ確信しました。本日は誠にありがとうございました。
根本 こちらこそ、ありがとうございました。

―対談を終えて 根本 要―

本当に楽しい時間でした!実は正直、僕の一番苦手とするアカデミックな場所でのインタビューということで、かなり緊張していました。ところが、当日学長自ら笑顔で僕を迎えてくださり、しかも僕らスターダスト☆レビューの音楽を深く聴いてくださっているなど、最初から驚きの連続でした。結果、文面からもお分かりの通り、リラックスした状態の下、本音の連続で語らせていただきました。
僕は子供の頃からロックを聴き、そこから音楽的なことだけでなく反戦や人種差別に対する問題意識も教わりました。そんな自分にとっての宝物である音楽が偶然にも生業となった以上、この素晴らしさを伝えるのが僕の使命でもあります。そして、その思いを福井学長に少しでも伝えられたことがとても嬉しいです。
音楽は人間の想像力の賜物であります。学生の皆さん、これからもたくさんの音楽を楽しんでくださいね。