公開講座シリーズ
イリヤ・イーティン ピアノ・リサイタル

日 時:2023年11月27日(月)6:30p.m.開演
会 場:武蔵野音楽大学ベートーヴェンホール (江古田キャンパス)
入場料:2,000円(全席自由) *未就学児の入場はご遠慮ください。
主 催:武蔵野音楽大学
問合せ:武蔵野音楽大学演奏部 03-3992-1120
チケットお申し込み(一般用)
PROGRAM
ハイドン:ピアノ・ソナタ第33番 ハ短調 Hob.XVI:20
ハイドン:ピアノ・ソナタ第60番 ハ長調Hob.XVI:50
プロコフィエフ:ピアノ・ピアノ・ソナタ第3番 イ短調 Op. 28
ハイドン:ピアノ・ソナタ ヘ短調「ピッコロ・ディヴェルティメント - 変奏曲」 Hob. XVII:6
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調 Op. 84
イリヤ・イーティン

突出した才能と卓越した技法を持つピアニスト。
ロシアのエカテリンブルグ生まれ。モスクワ音楽院を最優秀で卒業。L.ナウモフ氏に師事。
リーズ国際ピアノコンクール審査員全員一致の第1位受賞、並びに近現代音楽部門 第1位、BBC放送聴衆賞受賞。ラフマニノフ国際コンクール第2位。
ウィリアム・カペル国際ピアノコンクール第2位、クリーブランド国際コンクール第1位、並びにショパン賞受賞。
アールトゥール・ルービンシュタイン国際コンクール第3位。ジーナ・バッカウァーコンクール第3位、並びにモーツァルト賞、プロコフィエフ賞受賞。
クリーブランド管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、他多数共演。S.ラトル、N.ヤルヴィ、V.シナイスキー、C.ドホナニー、Y.クライツヴェルク、M.プレトニョフ、井上道義 他著名な指揮者とも共演。
2012年~2013年、ピューリッツァー賞作曲部門受賞者 Y.ワイナー氏が、彼のために書いたピアノソロ曲が、世界初演をすることになった。
リンカーンセンターにてモーツァルトフェスティバル(ニューヨーク)、アルデベルグ
フェスティバル(イギリス)、バス フェスティバル(イギリス)、トゥールーズにてジャコビンズピアノフェスティバル(フランス)、サンクトペテルブルクにて、ゲルギエフ監修 マリンスキー劇場フェスティバル(ロシア)、ウルムにて、ヨーロッパ音楽プロジェクト
フェスティバル(ドイツ)、ヘルシンキ・ピアノフェスティバル(フィンランド)、ラビにて、ミケランジェリフェスティバル(イタリア)他多数のフェスティバルに招聘され演奏会を行う。
ヴァイオリニスト イダ・ヘンデルとの共演のDVDをはじめ、室内楽 ベートーベン/ヴァイオリンソナタ第5番、ピアソラ/春・秋、ブラームス/ヴァイオリンソナタ第1番他、
ソロでは、ムソルグスキー/展覧会の絵、プロコフィエフ/ソナタ第6番、ラフマニノフ/
プレリュード全曲演奏 他。また、CDにおいては、ムソルグスキー/展覧会の絵、プロコフィエフ/ソナタ第6番、ベートーベン/協奏曲第2番 他多数リリースされている。
年間数多く世界で、演奏会をこなす。銀座王子ホール、紀尾井ホール、東京文化会館などでリサイタル開催。フィリアホール、王子ホールなどで、N響コンサートマスター篠崎“マロ”史紀とのデュオリサイタルを開催し話題を呼ぶ。篠崎氏を第一回目のゲストとして、イリヤ・イーティンと仲間達(室内楽)、イリヤ・イーティンとN響の仲間たちを開催。ブラームスヴァイオリンソナタやN響の仲間たちによる室内楽の夕べなど、室内楽を精力的にこなす。
ピアノをどう弾くかは、芸術であり科学であると語るイリヤ・イーティン。多くの日本の批評家は、
イリヤ・イーティンの演奏は、かぐわしく詩的で、ロマンあふれる伝統的ロシア・ピアニズムに根差している~ (伊能よし子)
円熟したテクニック、飽くなき探求心と鮮烈なイマジネーションに接するとき、居住まいを正さざるをえない、まことに、稀有なるアーティストといえよう~ (藤巻暢子)
と絶賛。
プリンストン大学・ゴランスキー・インスティテュートクラスに毎年招かれ、マスタークラスを、またジュリアード音楽院、UCLAでマスタークラスに招かれている。2017年からウラル大学に招聘され、2018年ウラル国際音楽コンクールピアノ部門の審査委員長を務める。日本音楽コンクール、及び仙台国際コンクール、石川国際コンクールの審査員を務める。武蔵野音楽大学客員教授。http://www.ilyaitn.net/