指揮・指揮法

栗山 文昭 特任教授
担当:室内合唱、重唱研究(歌曲重唱)

【学歴・取得学位】

1964年 島根大学教育学部特音課程卒業

【職歴】

1979年 尚美高等音楽学院講師
1984年 尚美学園音楽短期大学助教授
1999年 東京藝術大学講師
2004年 NHK東京児童合唱団音楽監督
2009年 武蔵野音楽大学教授
2021年 武蔵野音楽大学特任教授

【師事】

声楽を森山俊雄、指揮法を高階正光、合唱指揮を田中信昭の各氏に師事

【演奏・研究・執筆等】

二期会合唱団、東京混声合唱団で研鑽を積み、現在は15の合唱団を擁する「栗友会」の音楽監督及び指揮者として活躍する。また、21世紀の合唱を考える会 合唱人集団『音楽樹』の代表幹事として「Tokyo Cantat」などの企画に携わっている。全日本合唱コンクールにおいては、これまでに32の金賞と3回のコンクール大賞を受賞している。海外ではスペイン・トロサ国際合唱コンクール(1994年)、イタリア・アレッツォでのヨーロッパ・グランプリ合唱コンクール(1995年)において、東洋に初めてのグランプリをもたらした。他にも世界各国の国際合唱フェスティヴァルや文化交流事業での招待演奏を行い、日本の合唱の実力を世界に知らしめ、また日本の現代作曲家の作品を紹介する役割を担って活動を続けている。
1990年~ 草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバルにてアカデミー講師を務める。
オーケストラとの共演・合唱指揮担当も数多い。最近の主なものは、
クリスティアン・アルミンク指揮 新日本フィル ヴェルディ「レクイエム」
ズービン・メータ指揮 イスラエル交響楽団 マーラー「交響曲第3番」
小澤征爾指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ ブリテン「戦争レクイエム」
フランス・ブリュッヘン指揮 新日本フィル バッハ「ミサ曲ロ短調」

【受賞歴】

1997年 益田市スポーツ・文化顕彰受賞
2002年 第20回中島健蔵音楽賞奨励賞受賞

【その他】

1993年 バンクーバーで行われた第3回世界合唱シンポジウムにゲストクリニシャンとして招聘される
1996年 シドニーで行われた第4回世界合唱シンポジウムに日本代表として合唱団OMPと招聘される
1998年 トロサ国際合唱コンクールに審査員として招聘される
2005年 ノルウェー・オスロにて、カール・ホグセット氏の混声合唱団Grex Vocalisを客演指揮
2007年 イタリア・ボローニャで開催された第4回マリエレ・ヴェントレ国際合唱指揮者コンクールの審査員を務める

栗山 文昭
栗山 文昭